ミニマリスト思考の方で、物を増やしたくないのだけれど、服を買わなければならないという場合がありますよね?
その服を買うときの候補は色々なブランドが頭の中に浮かぶと思いますが、その中でも特に無印良品をオススメしたいと思います。
無印良品の服には、いくつかのメリットやオススメポイントがあるので、それらを紹介します。
この文章を書いているのは、もともと洋服のデザインをしていて、現在は【Verveman Design】のグラフィック・Webデザイナーが書いています。
※ミニマリストの男性に無印の服をオススメする理由
僕がオススメする理由は大きく分けて4つあります。
・思想が良い
・サスティナブル
・毎日の服選びに迷わない
・無くしたり、ダメになってもまた買える
以上の4つですが、それぞれの理由を具体的に説明します。
※思想が良い
一番のオススメポイントは、この無印の思想です。
無印は、現代における民藝の考え方を強く引き継いでいる日本のブランドと言っても過言ではありません。
柳宗悦がその価値観を見出した民藝です。
ご存知の方も多いかと思いますが、当時、いわゆるセレブたちが持っている華やかな物だけが美しいわけではない。民が持っているシンプルで機能性のある物も美しいのだという価値です。
無印のブランドラベルがないというシンプルで主張をしないブランドコンセプトこそ、民藝であり、ミニマリズムなものだと思います。
ミニマリストが流行る前からミニマリストの為のブランドだったというわけですね。
僕自信の経験なのですが、僕が民藝を使ったプロダクトを作っている時、地方の伝統工芸の素材を集めに行っている時などは、現地の方に
『すでに無印さんが来ていましたよ』
と言われることも多く、
無印は伝統工芸にも精通しているのだなととても感心してしまった思い出があります。
その頃から、ブランドとして企業として尊敬しています。
って、話が脱線してしまいましたね。。
無印良品の始まりは田中一光、小池一子という当時日本を代表するようなクリエイターから生み出されました。
知らなかったのですが、「反体制(アンチブランド)商品」と呼んでいたそうです。
今の消費社会やハイブランドに対するアンチテーゼが含まれていたブランドだったんですね。
※サステナブル
無印良品は、かなり前からオーガニックコットンを使っていて、環境問題やサステナブルな考え方を持った企業だと思います。
このご時世、ただの考えられていない大量生産の物を持っているだけで、消費社会の一員で、少し社会を考えていない人という認識になりつつあります。
無印良品は他の大量生産のブランドとは違っているところが見受けられ、着ている人や使っている人は、少しちゃんと社会を考えているとという印象をもたれると思います。
※毎日の服選びに迷わない
無印良品の服は、毎日の服選びに迷わないといった特徴があると思います。
ご存知だとおもますが、スティーブジョブズも毎日同じものを着ていて、服選びに判断の時間や労力を使いたくなかったという逸話もあります。
無印の服が選ぶのに迷わないというのは二つの理由があります。
※ベーシックな形
一つ目はベーシックな形です。
良い意味で、無印の服はベーシックと言っても時代によって少しずつ形や型が変わっているのですが。
あまり流行に左右され過ぎている形だと、
『このシャツはこのパンツ似合わないだとか、このパンツはこのTシャツ似合わない』
だとか色々合わないものが出てきます。
ですが、無印良品の服はベーシックなのでコーディネートが組みやすいのです。
補足ですが、MUJI LABOはまた別で、少し流行感が強いですね。
※色が限られている
二つ目の理由は色が限られているということです。
無印良品で出ている色は全ての色が他の色と合います。なので色選びに迷うことはないんですね。
※無くしたり、ダメになってもまた買える
そして最後に無印良品の服以外、全ての商品に言えることなのですが失くしたり駄目になってもまた同じものが買えるというのも大きな魅力の一つだと思います。
定番品が多いということですね。
例えば揃えてあるスプーンやフォークを一つなくしてしまったとしてもまた同じものが買えるので揃えることができます。
無駄に全てを買いそろえることもなく、ちぐはぐになることもないので安心して揃えられることができますよね。
※まとめ
以上が、僕がミニマリストの男性に無印の服をおすすめしたい理由でした。
特に僕がおすすめしたい理由は一番最初に述べた思想の部分です。
他の大量生産のブランドなどとはこの思想の部分が一番違ってるんではないかなと思っています。
無印良品はMUJIそしてニューヨークやロンドンなどでも人気があります。
海外の方たちはそんな無印の思想をよく分かっている方たちも顧客にいると言います。
無印はやはり日本を代表するブランドだと思います。
それでは!